こんにちは。今週は外来が担当です
ゴールデンウィーク目前で、皆様も楽しい計画をされていることと思います
陽気が良くなり、暖かくなると、皮膚科を訪れる患者様が徐々に増えてきます
今回は、最近多い、帯状疱疹についてお話ししたいと思います
帯状疱疹は子供のころにかかった水ぼうそうのウイルスによって起こります。
通常、体の片側に起こり、胸や背中などに帯のように赤いブツブツができます。
皮膚症状が出る前に、痛みが起こるのも特徴の一つです。
それは、体の奥の神経で眠っていた水ぼうそうウイルスが、神経を傷つけながら皮膚の表面に現れてくるためです。
一度神経が壊れてしまうと、痛みが長期間続くこともあるので、初期の治療が必要です。
虫刺されと間違えて、自分で市販薬を塗ったり、皮膚症状が軽く痛みが強い場合は整形外科外来を受診したりする患者様がいます。
ご自身はもちろん、家族やお友達でも、疑わしいと思ったら、自己判断せずに、早めに皮膚科外来の受診をオススメしてください。