これからの医療を支える看護師の特定行為研修

みんな元気ですか? なみき~なだよ!

 

昨年末なみき~なは、三田公用会議所で開催された厚生労働省主催『看護師の特定行為研修シンポジウム』に行ってきました。

三田公用会議所は、港区三田にある日本中央省庁が共同で使用する目的で建造された会議場です。

今回のシンポジウムの開催目的は、特定行為に係る看護師の研修制度の推進の一環として、研修修了者の活動の実際を示し、研修制度について理解を深めることです。更に、地域包括ケアを支えると言われる特定行為研修修了者の活動について考えることです。

講演の中で特に関心があったのは、『訪問看護ステーションにおける特定行為研修修了者の活動』でした。

利用者の受診にかかる負担軽減のために、在宅医療で行われる特定行為に特化して実践している6行為についての報告がありました。

1.気管切開カニューレの交換 2.膀胱瘻・腎瘻カテーテルの交換    3.胃瘻カテーテルの交換 4.腹腔ドレーンの抜去           5.褥瘡デブリードマン 6.脱水症状に対する輸液による対応

特定行為研修制度を履修することで、患者(利用者)の、外来受診の負担軽減、退院支援、費用負担軽減に貢献できたとのことでした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

厚生労働省は、2025年に向けて約10万人以上の特定行為研修を修了した看護師の養成を目指しています。

今後、特定行為研修を修了した看護師の活躍の場は、病院内だけではなく訪問看護ステーション、介護施設、地域の診療所へと広がっていくと思います。