理学療法士 青島亮二
展示会場では、数十社が出展したロボットなどの最先端機器を体験する機会がありました。印象的だったのが、ウォーターベッド(ジェット水流でマッサージを行いリラクゼーション効果が得られるベッド)の体験でした。このベッドは円背や関節変形などの姿勢異常を持つ方でも、無理なく臥位姿勢を取ることができます。また、ジェット水流でのマッサージは、いわゆるマッサージ機の揉み玉よりもソフトで、不快感を与えにくい構造でした。
もう一つ印象的だったのは、大和ハウスから出展されていた免荷式リフト「POPO」です。こちらはリフト機能で安全に立ち上がり、免荷機能で負担を軽減して歩行できると言うものでした。会場スタッフの話では、全介助で寝たきりの様な方でも、体重100kgまでは歩行可能とのことでした。免荷量もモニタに表示されているので、整形外科疾患で部分荷重の方の歩行練習にも応用できる機械だと思いました。
学会終了後、阿部先生、島村先生とともに写真を撮らせて頂きました。