こんにちは、みねちゃんです。
先日OT長田さんによる認知症の勉強会が行われました。
認知症には大きく分けて3つに分類をされます。
Ⅰ.葛藤型-老いた自分を認めないタイプ
症状:物とられ妄想、暴言、暴力、暴食、物の溜め込み
対応:役割作りでプライドを満たす!
①デイを利用し監督役的な役割を与える
②帰宅を労う
③権威のある人を利用する(〇〇病院の有名な〇〇先生が~など)
Ⅱ.回帰型-過去の自分に戻りたいタイプ
症状:見当識障害、人物誤認、徘徊、夕暮症候群
対応:本人の切迫感に話を合わせる
①否定せずに耳を傾ける
②徘徊しようとしたら共感しながら付き合う
③居室を私物で満たし環境を変えない
④法事等に連れて行く
Ⅲ.遊離型-自分の世界に閉じこもるタイプ
症状:独語、動かない、食べない、返事をしない、入浴しない
対応:①散歩に連れ出す
②園芸療法
③遊びリテーション
④他者とのスキンシップ
その他には、
・落ち着かない?⇒便秘
・元気がない?⇒脱水
・徘徊する⇒発熱
・様子がおかしい?⇒慢性疾患の悪化
・興奮してる?⇒季節の変わり目
・足元がふらつく⇒薬
なども影響している可能性が考えられます。
認知症になることには、何かしらの理由があります。その方らしさを引き出してご本人・ご家族が生活を出来るようなリハビリをしていきたいですね。
↑認知症に対するリハビリ(コグニサイズ)の様子。体と頭を使ってみんな楽しそうです。