理学療法士 浅井忠史
2017年6月8日~10日に第54回日本リハビリテーション医学会学術集会が開催され、当院からは院長、看護部長、言語聴覚士1名、理学療法士2名が参加しました。
開催場所は桃太郎ゆかりの地として有名な岡山県、岡山コンベンションセンターを中心に計5施設(全13会場)にて行われました。3日間で4,500名を超える多くの方が参加し盛会となりました。
今回の学術集会のテーマは『エビデンスに基づく地域包括ケアシステムの推進』となっており、3日間の開催を通して、連携、地域、個別性といったキーワードをテーマとした講演や演題発表が多くみられました。
当院からはリハビリテーション科井上係長が『在宅復帰・社会参加における実際の環境での活動の有用性について』という演題にてポスター発表を行いました。同発表では、入院生活でのリハビリと、患者様のHOPE を踏まえた実際の環境(生活環境)での活動を通して、患者様に身体・精神・社会参加におけるポジティブな変化をもたらした実践例を報告し、医療機関外での活動やそれに関連したリハビリテーションの実践の有用性について説明を行いました。その内容と熱のこもった発表から、多くの方が聴講されていました。回復期ならではの関わりであるとともに、更に一歩踏み込んだ形での介入を具体的に示した内容とあって、集まった方々の関心は高く質問やご意見を多く頂きました。
講演、シンポジウム、セミナーにおいては、集会テーマに関連した内容のほかに、疾患別の専門的な取り組みをテーマとした内容や最新データを含む内容も多く大変勉強になりました。また、地域や施設における特徴的な取り組みをされていている発表も多く、大変有意義でとても参考になりました。
慰労・親睦会
学術集会終了後は横須賀共済病院リハビリテーション科医師の野々垣学先生もお忙しい中ご参加いただき、慰労・親睦会を楽しく行いました。場所は岡山郷土料理をいただける老舗日本料理店にて、サワラやままかり、ばら寿しなどお酒と相性の良い料理と共に、当日の演題発表やリハビリテーションに関連した話題から地域での取り組みや他院との連携について、また、お酒の席ならではの話題など大変盛り上がった会となりました。
来年度の第55回日本リハビリテーション医学会学術集会は福岡県の福岡国際会議場で開催される予定です。今年もリハビリテーションの成果を出して、発表につなげられたらなと思います。