言語聴覚士 藤木加菜
学会も無事終わり、夜には慰労会が行われました。
烏丸御池駅の近くにある、雰囲気の良い和食屋さんにて。
学会の感想や日頃の業務について、そして医療現場の今後についてなど
他職種の角度から見た目線で聞くことができ、勉強になりました。
食事はどれも京都らしい上品な味で、京豆腐の水炊き、雑炊、鱧、地酒など。本当においしかったです。
こんにちは、みねちゃんです。11月14日・15日の2日にかけて行われた訪問リハビリテーション実務者研修会に参加しましたので、その内容を少しご報告したいと思います。
今回の内容は、地域リハビリテーション三団体協議会と地域活動について、社会資源の活用、てんかん発作の体に及ぼす影響、住環境整備について学びました。
神奈川県地域リハビリテーション三団体協議会とは、神奈川県民が住み慣れた地域において、健康で自立した日常生活を営むため、地域におけるリハビリテーションが質と量において社会的ニーズを満たし、高い成果を発揮するサービスに発展することを目的としています。
つまり、リハビリテーションが本来目指すべき「その人らしさ」を引き出し、地域でいきいきと過ごしていく為に、医療・介護・家族や地域住民の力を合わせて地域活動の活性化を進めるというものです。
そのために、私たちは訪問リハビリ従事者として、ご利用者様とコミュニケーションを図り、その方の歴史や社会的背景などを汲み取りながら、物品や情報、制度、設備や人などの社会資源や住環境整備などを提案していく必要があります。
また、その目標の為に必要なリハビリテーションプログラムを立案し、リハビリを行っていきます。
今回の研修会では、事例報告なども交えながら、活動と参加へのアプローチ方法や、目標達成への過程を学ぶことが出来ました。
また、てんかんや住環境整備など、新しい知識を得ることが出来ました。
今回の研修会で学んだことを今後の地域リハビリテーションに活かして、皆さんがいきいきと暮らしていけるよう、地域の活性化に努めていきたいと思います。
9月11、12日に京都で行われた第21回日本摂食嚥下リハビリテーション学会学術大会に参加させて頂きました。
摂食嚥下について基礎から最新の情報まで沢山の内容が盛りだくさんでした。
近年、高齢化社会が進む中で摂食嚥下障害に携わる機会が増えてきました。食べることは日常であり、楽しみであり、喜びであると思います。
多くの課題はありますが、患者様に安全に楽しく食事を摂って頂けるようこれから一層、摂食嚥下リハビリテーションに関しても力を入れて学び、臨床に活かしていきたいと思います。
そして、我らリハビリテーション科の科長である廣瀬さんがポスター発表をされていました。沢山の方達に囲まれ、一人一人の質問に丁寧に答えられていました。私たちも聞いていて、とても勉強になりました。廣瀬さんお疲れ様でした。
そして、廣瀬さんのポスター発表には、6月まで当院で一緒に働いていた、また私たちが尊敬するこーしゅさんも来て下さいました。久しぶりにお会いできてとても嬉しかったです。
これからますます寒くなっていきますが風邪をひかないよう気をつけていきましょう。
7月18日(土)、19日(日)、20日(月)の三日間、夏まっさかりの京都府京都市の国立京都国際会館アネックスホールで、日本高次脳機能障害学会「夏期講習研修講座」が開催されました。当院からは言語聴覚士(ST)4名が参加し、遅くなりましたがご報告させて頂きます。
本講座のメインテーマは『失語症とその対応』と『神経心理症候とその対応』でした。失語症の患者様への対応やリハビリには私たちSTも日々悩んでいます。私たちは最初の二日間に行われた『失語症とその対応』の講座に参加しました。
プログラム内容としては「失語症の診断」、「画像診断」、「聴覚的理解障害とその対応」、「読みの障害とその対応」、「発話障害とその対応」、「書字の障害とその対応」、「変性疾患の言語症状‐進行性失語を中心に-」、「総合-各症候の発言メカニズムと対応について-」の8題でした。
二日間とも講義終了時には参加者から質問が多く上がり、講義してくださった先生方からフィードバックをいただく時間も充実していました。
失語症には、発話が重度に障害されるタイプや、理解が重度に障害されるタイプなど様々なタイプがあります。本講座では、どのタイプにおいても「語の意味理解訓練」から開始することが重要だということを学びました。また、発話の停滞に対しては制限時間を設け、早い語想起、発話を促す訓練が有効だとの紹介もありました。
私たちは日頃、発話の障害には発話を優先した訓練を行うべきだと考えてしまいがちでした。また、患者様のペースに合わせて訓練を行おうとしたり、時間制限による効果についてはあまり考えていませんでした。今回この講座を受講し、失語症に対するより効果的なアプローチ方法を見直すきっかけとなりました。
この二日間で学んだことを持ち帰り、他STスタッフと共有し臨床に生かしていきたいと思います。来年の当学会夏期研修講座は我らが地元、「横浜」で開催される予定です。是非来年も参加したいです!
2015年5月30日、31日に大阪で開催された『第6回日本訪問リハビリテーション協会学術大会』に参加してきました。少し前の話にはなりますが、簡単に講演内容について報告させて頂きます。
4月に改訂された介護保険の内容について厚生労働省の方の講義を拝聴しました。今回の改定で訪問でのリハビリ内容を決める計画書の書き方が大幅に変更され、以前よりもご本人が目標を持ってリハビリに取り組めるように、具体的な内容を記載できるよう改良されました。起き上がる、歯を磨く、お風呂に入るなどといった日常生活で最低限必要な動作を練習するだけでなく、今までご本人が行っていた趣味や社会参加活動を再び行えるように、また以前のようには難しくても新たにご自分で取り組んでみたいと思える目標を一緒に見つけていけるように、具体的な取り組み内容を記載し、ケアマネージャー、主治医と情報を共有できるようになっています。今までの訪問リハビリでは、身体の機能に対してのリハビリが中心に行われてていることがあり、QOLの向上に繋がっていないケースも見られたため、今回の改定で更なるQOLの向上に繋がることが期待されています。
その他、訪問リハビリでの課題に対しての取り組みについてポスター発表があり、そちらも拝聴してきました。大阪にある福祉用具の企業と訪問リハビリ担当者が共に協議しながら、神経難病利用者の自宅環境を整えるため、トイレの便座を改良した話など、その地域ならではの話も聞くことができ、とても勉強になりました。
今回の学会に参加してみて、今後、高齢者が増加していく中で在宅にてQOLを保った生活を送ることができる体制づくりが重要な課題となっており、訪問リハビリの役割も大変重要となっていくことを実感しました。これからもスタッフ同士でも意見交換を行いながら、皆様により良い訪問リハビリサービスを提供できるように頑張っていきたいと思います。