薬剤科スタッフ
薬剤師総数:8名 事務:1名 (2023年4月1日現在)
業務状況
【2022年度 1ヶ月平均】
- 院内処方箋枚数・・・1,470枚/月
- 注射処方箋枚数・・・460枚/月
- 無菌製剤処理件数・・・60件/月
- 薬剤管理指導件数・・・385件/月
- 薬物血中濃度解析(TDM)
- 医薬品情報(DI)業務
- 各種チーム活動(ICT、NST、褥瘡回診)
薬剤科-各種業務内容
当薬剤科は「薬剤管理指導」を中心に、今後の展開として院内の安全管理体制の整備を進めていきます。薬剤の中にはリハビリに影響を与えるものもあり、薬剤師も医薬品の薬学的管理を中心に関わることは必須であると思われます。
患者さまに安心してお薬を服用していただくために、医師、看護師などと連携を図り、お薬に関する色々な情報を提供しています。そして期待通りの治療効果が得られるように、またお薬による副作用を防止するために、下記の業務を分担して行っています。
調剤業務
用法・用量が適正であるか、またお薬の飲み合わせに問題はないか等、処方箋記載内容を確認した上で調剤を行っています。
入院時持参薬に関しては全て薬剤科で鑑別を行い、お薬を適正に服用していただけるよう必要な情報を提供しています。


注射薬調剤
無菌調製室内のクリーンベンチを用いて中心静脈栄養(TPN)製剤の無菌調製を行っています。


医薬品管理

医薬品が適切でまた安全に使用されるために、数量管理はもとより、有効期限等の品質管理、不必要な医薬品がないかなど経済管理にも十分な注意を払っています。また緊急の場合でも的確に医薬品が供給されるよう対応しています。
薬剤管理指導業務

適切な薬物治療を行うためには患者様のご理解、ご協力が不可欠です。ご入院中の患者様のベッドサイドにお伺いし、直接ご本人もしくはご家族様と対話をして服用方法や注意点などの説明、指導を行っています。有効・安全な薬物治療を行うため、薬剤管理指導の充実に力を入れています。
具体的にどんな事をしているのか?
- 入院患者さんに対する薬効説明、コンプライアンスのチェック
- 医師や看護師など、他のスタッフに対する薬の情報提供
- 副作用早期発見と相互作用・配合変化の回避
- 高齢者に対する用法・用量の情報提供
- ポリファーマシー対策
薬物血中濃度解析(TDM)
個々の患者様に適した投与設計を行い、適正な薬物療法を行うために血液中の薬剤濃度の測定・解析を行っています。
当院で解析を行っている薬剤は以下のようなものがあります。
- 抗MRSA薬
- 抗てんかん薬
- 強心薬(ジギタリス製剤)
- 気管支拡張薬(テオフィリン製剤)
医薬品情報(DI)業務
医薬品に関する情報は日々更新されています。これら新しい情報の収集・分析を行った上で、必要な情報を医療スタッフに適切な形で提供できるよう体制を整えています。また患者様に対してもお薬の情報を提供しています。
教育・研修
医薬品を扱う薬剤師は日々の勉強が不可欠です。新入職時には教育カリキュラムに基づいた教育を行うほか、薬剤科内にて定期的な勉強会を開催することで研鑽を積むように努めています。
TEL:
045-788-0031(代表)
Mail:
yaku@ynrh.jp